タスクスケジューラとSCHTASKSコマンド
個人メモ:タスクスケジューラから起動停止しているプロセスをコマンドで実行したいと言われて確認したメモ
タスクスケジューラとは
タスクスケジューラのタスクを画面から操作
▼タスク登録
その後は、作成ウィザードに沿って登録します。 実行スケジュールを入力 タスクの種類を選択 実行スクリプトを登録
# Chromeを起動するスクリプトを入力(スクリプトファイルの登録でも可) "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --new-window
作成完了
ログオンするとすぐにChromeが起動しました!
▼タスク実行
▼タスク終了
タスクスケジューラのタスクをコマンドから操作
同じことをコマンドプロンプトでSCHTASKSコマンドを使ってやってみます。
▼タスク登録
まず、SCHTASKSコマンドの使用方法を確認します。 SCHTASKS /?でヘルプを見ます。
パラメーターの一覧: /Create スケジュール タスクを新しく作成します。 /Delete スケジュール タスクを削除します。 /Query スケジュール タスクをすべて表示します。 /Change スケジュール タスクのプロパティを変更します。 /Run スケジュールされているタスクをオン デマンドで実行します。 /End 現在実行中のスケジュール タスクを停止します。 /ShowSid スケジュールされたタスクの名前に対応するセキュリティ ID を表示します。 /? このヘルプを表示します。 Examples: SCHTASKS SCHTASKS /? SCHTASKS /Run /? SCHTASKS /End /? SCHTASKS /Create /? SCHTASKS /Delete /? SCHTASKS /Query /? SCHTASKS /Change /? SCHTASKS /ShowSid /?
それから、SCHTASKS /Create /?でヘルプを見ます。
SCHTASKS /Create [/S システム [/U ユーザー名 [/P [パスワード]]]] [/RU ユーザー名 [/RP パスワード]] /SC スケジュール [/MO 修飾子] [/D 日] [/M 月] [/I アイドル時間] /TN タスク名 /TR 実行タスク [/ST 開始時刻] [/RI 間隔] [ {/ET 終了時刻 | /DU 継続時間} [/K] [/XML xml ファイル] [/V1]] [/SD 開始日] [/ED 終了日] [/IT | /NP] [/Z] [/F] [/HRESULT] [/?]
作成したいタスク内容はこんな感じかな。早速作成してみる。
C:\Users\Administrator>SCHTASKS /Create /RU WIN-E26VDI0PBGE\Administrator /SC ONLOGON /TN CMD_StartChrome /TR "C:\Windows\System32\startchrome.bat" 成功: スケジュール タスク "CMD_StartChrome" は正しく作成されました。
タスクスケジューラを確認すると作成されていました。
ログオンし直すと、Chromeが起動しました!
気になるのがSCHTASKS /Createコマンドでタスクを作成するとログオン時のユーザが指定できない。
一応、タスクの[プロパティ]-[トリガーの編集]から変更できるようだけどコマンドでできる方法はないのかな?
▼タスク実行
C:\Users\Administrator>SCHTASKS /End /TN CMD_StartChrome 成功: スケジュール タスク "CMD_StartChrome" は正しく中断されました。
▼タスク終了
C:\Users\Administrator>SCHTASKS /Run /TN CMD_StartChrome 成功: スケジュール タスク "CMD_StartChrome" の実行が試行されました。
バックアップやPC起動時のアプリ起動などしておくと便利だな。