あなたタイプはどれでしょう
時間に対する人間のタイプ
40歳になる前に本棚の断捨離をしました。 買ったものの読んでいなかった本をぱらぱらと読むと面白いことが書かれていました。 読んだ瞬間、自分でとても腑に落ちたので、シェアします。
人間は時間に対して2つのタイプに分かれるらしい。
- モノクロニック = 集中タイプ
- ポリクロニック = あれこれタイプ
そして、がんばっているのに仕事がうまくいかないのは、本人の時間タイプと仕事が求める時間タイプが異なるためのようです。2つのタイプを簡単にまとめました。
①モノクロニック = 集中タイプ
- 時間は線で、容赦なく流れると考える。
- 仕事に対する責任感が強い。対人関係への責任感はない。
- 長所は、仕事の効率が非常に高い。男性的。
- 短所は、他に良いやり方があっても、一度選択した方法に固執しがち。邪魔が入ると生産性がひどく落ちる。仕事のキャパシティにこだわり、新しい仕事を断りがち。
- 会計係・エンジニアなどに向いている。
アドバイス
- モノクロニック タイプの人間と仕事をする場合は、仕事の重要性に合意を取って、締切日を伝えればOK。
- 仕事の出来、内容そのものを評価する。
- 80%の仕上がりで満足して、新しい仕事に移ること。完璧主義で仕事をしないこと。
②ポリクロニック = あれこれタイプ
- 時間の量は自分でコントロールできると考えている。
- 複数の仕事を同時進行する方法が好き。
- 仕事への責任感より、依頼者などへの対人的な責任感が強い。
- 長所は、仕事が中断されることは問題ではない。プレッシャーの強い仕事でも尻込みしない。女性的。
- 短所は、自分を過信しがち。
- マネジメント、マーケティング、セールスなどに向いている。
アドバイス
- ポリクロニック タイプの人間には、時間のプレッシャーが必要。
- 最終締日を決めて、仕事を分けていくつかの目標を作る。
- 共通点を探して、まめにコンタクトを取って、会話を楽しむ。
- 仕事ではなく本人を称賛して、元気づける。
- ルーティーンワークを除き、重要な仕事は1日の最初に行う。
- 仕事のプライオリティ付けは非常に重要。
気づいたこと
モノクロニックとポリクロニックは、元々時間に関する観念だそうです。
この時間概念の違いが、異文化では言動や仕事文化の違いにも表れるそう。
私はポリクロニックです。モノクロニックに憧れるけど。
職種はエンジニアだけど、プロダクトエンジニアやサポートエンジニアに求められるのは、複数案件を同時進行していったり、交渉や対人スキルが必要だから、ポリクロニックで一致しているのかな。
もっと早くにぱらぱら読んでいれば、この記事を目にするのも早かったです。
本はじっくり読もうとしがちですが、ぱらぱら読むことも大事ですね。
ただ人間、2つのタイプには完全には分けられない。ただの傾向ですね。 この傾向を参考に明日も仕事しよう。
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